国土交通省木曽川下流河川事務所は9日、海津市海津町油島の木曽三川公園センターの第1駐車場で、外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」の雌の成体4匹が見つかったと発表した。かまれると激しい痛みと腫れ、目まいなどの症状が出る。乳児や高齢者の場合、死亡する恐れもあるため、注意喚起看板を6カ所に設置し、見かけても触らないよう呼びかけている。
同事務所によると、セアカゴケグモは体長約2センチで、全体に黒く背中に赤い模様がある。熱帯や亜熱帯地方に生息し、日本では4月から11月にかけて活発に動く。クモは8日に駐車場の排水溝内で見つかり、卵は発見されなかった。同整備局は排水溝内をバーナーで焼却する処理を行い、23日にも再点検を実施する。
昨年6月にこの駐車場で6匹が発見されたほか、長良川をはさんで東に約500メートルの愛知県愛西市の国営木曽三川公園・東海広場では昨年5、6月に102匹が見つかっている。
岐阜地方気象台によると、県内は9日、高気圧に覆われ、岐阜市で最高気温が25・3度を記録。16日ごろまで平年より気温が高い日が続くといい、セアカゴケグモの動きが活発になる恐れもある。【山田尚弘、子林光和】4月10日朝刊