◇COP10会議って?−−「生物多様性」理解は25%
来年、名古屋市で開かれる国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に関する県の調査で、開催を「知っている」と答えた県民は32%にとどまった。「生物多様性」という言葉を知っていた人は25%だけで、COP10への県民の関心の低さが示された。【月足寛樹】
県広報広聴課が08年12月に県民497人を対象に調査した。COP10の開催について「知っている」のほか「聞いたことがある」と答えた人は16%、「知らなかった」は52%だった。男女別では女性で「知っていた」と回答した人は23%にとどまった。地域別では「知っていた」は三河が最も低く24%だった。
「生物多様性」という言葉については、「知っている」のほかに「聞いたことがある」は33%、「知らなかった」は42%。08年7月の調査では「かなり知っている」と「ある程度知っている」の合計は12%で浸透がやや進んだ。年代別で「知っている」が最も多かったのは60代以上の36%、最も低かったのは30代の15%だった。
COP10にふさわしい地域づくりのために重点的に取り組むべき政策を複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「絶滅のおそれのある野生動植物の保護」の54%。続いて「ブラックバスなどの外来種による生態系への影響の防止」(46%)、「産業活動や開発事業における野生生物や自然環境への配慮」(39%)などだった。3月5日朝刊